ヴィヴァルディ四季「夏」
ヴィヴァルディ バイオリン協奏曲《四季》より「夏」
■こちらでは、ヴィヴァルディバイオリン協奏曲《四季》第ニ番「夏」について、ソネットをご紹介いたします。ソネットとはヨーロッパの定型詩のひとつで、ヴィヴァルディの四季には作品の光景を詩にしたソネットがつけられています。動画も貼ってありますので、どうぞあわせてご覧ください ♪
「夏」 第一楽章 アレグロ・ノン・モルト-アレグロ
太陽が焼けつくように照るこの厳しい季節に、
人も家畜も元気を失い松の木さえも暑がっている。
郭公が鳴き始め、
そしてしきりに 山鳩とゴシキヒワが歌う。
優しいそよ風を追い払って突然に北風が襲いかかる。
羊飼いは泣く。
荒れ狂う嵐の恐怖と自分の不運に怖れおののいて。
~四季に添えられたソネットより~ ▲
動画の出典元:https://www.youtube.com/watch?v=BmooKu968T8
◆
「夏」 第ニ楽章 アダージョ
羊飼いは疲れた体を休めることもできない。
稲妻とはげしい雷鳴、
そして蚊や蝿の怒り狂う群れにおびやかされて。
~四季に添えられたソネットより~ ▲
動画の出典元:https://www.youtube.com/watch?v=V5T39PV_d-A
◆
「夏」 第三楽章 プレスト(夏の嵐)
ああ、彼が恐れていたとおりになった。
空は稲妻、雷鳴、はては雹や霰まで降らせ、
熟した果物や穀物の穂をみなたたきつぶす。
~四季に添えられたソネットより~ ▲
動画の出典元:https://www.youtube.com/watch?v=1v9OXilMgRY
ヴィヴァルディ四季
meikyokuclassic.hatenablog.com
meikyokuclassic.hatenablog.com
meikyokuclassic.hatenablog.com
meikyokuclassic.hatenablog.com
meikyokuclassic.hatenablog.com